初めてのリバーカヤック



フィールド別のカヤックのイメージ

 

 

初心者向けということですから、海、川、湖それぞれのカヤックのシーンと注意点を説明しておくことにします。

 

 

まずは海です。使うのはシーカヤックです。これをする際の絶対条件は、万が一沈した時のセルフレスキューです。つまり、自分で船を起こしてもう一回乗れないと大変だという事です。ごく沿岸から離れないというのなら、まあ心配はないのですが、少しでも沖に出ると風の影響、海流の影響でどこに行くのかわかりません。とにかく単独ではやめておいた方がいいでしょう。

 

 

次は川のリバーカヤックです。これはシーカヤックの場合のような危険性はありません。たとえひっくり返っても船につかまってじっとしていれば、大体はすぐに浅瀬があります。リバーカヤックの険しいホワイトウォーターを想像するかもしれませんが、初心者では危なくてそんな場所には行けません。流れの緩いところを漕ぐのならかなり安全です。

 

 

リバーカヤックでもうひとつ注意しなければならないのは、釣り人、橋などの建造物です。釣り人とは季節によってはけんかになることがあります。橋などは近づかない方がよく、それは流れが急に変ったりして危険だからです。

 

 

対して湖で行うレイクカヌーは、しんと静まる湖上を無音で進んでいきます。穏やかで散策には最も適しています。リバーカヤックでも、ゆったりとした川の流れに合わせるのなら湖と同様に快適です。アクティブに急流で川下りをするのは熟達してからです。